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MaxDiff法

アンケートにおける基準や属性の重要度ランキングを決定する方法

MaxDiff(Maximum Difference)法は、分析する属性の数に応じて何度もループされる1つの説問で構成されます。以下は、MaxDiffの説問の例です:

回答者は、ある属性を「最も重要」、別の属性を「最も重要でない」と選択し、別の基準で再度同じ説問をします。

設定

MaxDiff ループを設定するには、サーベイの属性リストを作成し、IncQuery サーベイディレクターにデザインファイル(下記を参照)をお送りください。

デザインファイル

デザインファイルは、MaxDiff ループを設定する上で重要な要素です。このファイルには、MaxDiffループにおいて、基準がどのようにグループ化されるかが記述されています。各属性のグループ化とループ内の出現回数は、データの解析を成功させるために重要であるため、このファイルは通常、統計学者によって作成されます。組織内でデザインファイルを作成するためのリソースがない場合は、IncQuery チームにご相談ください。

よくある失敗例

MaxDiff 分析は、一般的なランキングや尺度の設問よりも優れた基準のランキングを提供しますが、サーベイの回答疲労が高くなる可能性があります。基準の数が多い場合、適切なデータセットを取得するために MaxDiff のループを何度も実行する必要があります。しかし、このように同じ設問を何度も繰り返すと、回答者が疲れてしまい、データの質が低下してしまう可能性があります。