調査内容やロジックのテストと修正のプロセスは、プロジェクト全体の成功に不可欠です
テスト時に考慮すること:
校正 - 質問文に誤字脱字はないか、適切な表現がなされているか。ブランド名等の綴りは正しいか?
MECE の原則(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive) - 設問の選択肢は重複していないか。すべての可能性を網羅しているか。
インタビューの長さ(LOI) - 回答完了までの時間はどれくらいですか?長時間かかるアンケートは、パネルを提供するリサーチ会社への費用が増加する可能性があります。
内容 - 分析に必要なデータを得るために、適切は設問がすべて含まれていますか?
疲労 - 質問の繰り返しは多くないか。回答者の疲労は考慮されていますか?
ロジック - それぞれの回答者に正しい設問が適切に表示されていますか?IQ チームはロジックの設定をサポート致しますが、その意図は必ずしも明確ではありません。たとえば、次のようなロジック設定ボックスがあります:
上記のロジックでは、設問#4 の回答者がAccounting / Finance である場合にこの設問が「表示」されますが、実際には「スキップ」させたいという意図であったかもしれません。
テストの方法
Previewタブより、いつでもアンケートをテストすることができます。
アンケートに複数の経路がある場合、それらはどのように定義されていますか?このようなアンケートでは、回答者が適切にルーティングされていることを確認するために、アンケートの回路図を作成することをおすすめ致します。
テストを行う際に利用できる基本的なテクニックをいくつか紹介します。
理想的な回答者 - ここでは、自分がそのアンケートに最も適した人物であるかのように回答します。たとえば、最優先のベンダーのユーザーで、最終的な意思決定権を持つCEOのように回答します。このような視点で回答してテストします。
情報弱者 - 「理想的な回答者」の反対側に位置するのが、ほとんど資格のない回答者です。これは、意思決定に影響を与えるだけの方かもしれません。このタイプの回答者は、多くの質問で「上記のどれにも当てはまらない」または「わからない」を選択します。
すべての選択肢 - 「その他」の書き込みを含む複数選択で、考えられるすべての選択肢を選ぶ回答者としてテストします。この方法でテストすると、優先順位付けのロジックが設定されている場合に、それが機能しているかどうかを判断しやすくなります。
最小限の選択肢 - 例えば、意識調査の質問で1つのベンダーしか知らないなど、最小限の選択肢を選んでテストします。
上記のテクニックを利用することで、ロジックやコードのエラーを探すことができます。
エラーとページID
ここでは、アンケートテスト時のエラーメッセージの例をいくつかご紹介します:
上記のようなエラーが発生した場合は、赤いページIDをIQチームと共有してください。エラーを速やかに修正できます。